発達障害と腸内環境の関係
発達障害の症状がある方は、その症状の特徴から、周りの方から理解されづらい状況であったり、適したサポートを受けられない事が見受けられます。そのため、生活のし辛さや精神的なストレスを抱えやすく、それを解決できないままでいることがあります。これにより本来の症状と併せ、うつや不安症状などの二次的症状を招く場合があるため、周りの方のサポートなどが大切です。
昨今、「発達障害」と「腸内環境」が深く関わっていることが多くの論文で紹介されています。
中々、腸内環境と発達障害のつながりについて、あまりピンと来ないかと思います。
実際に臨床して行く中で、多くの方に共通して言えることとしては、野菜が嫌いなことが非常に多く、普段から清涼飲料水やスナック菓子、脂っこい食事、パン主食にしていることなどが見受けられます。
特徴的な症状として、普段から便秘や下痢傾向があったり、身体中にできものができている方などや、何もしていないのに汗をかいていたり、肥満傾向なのも、非常に特徴的な症状ではないかと思います。
漢方で良くならないかとか、鍼灸だけで何とかならないか、という相談がよくありますが、食事が1番基本的なところになりますので、それができていないのに改善することは、非常に難しくなります。