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奈良県橿原市にある鍼灸院・接骨院

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柳の下の鰌

こんにちは、ぐっさんです。

今日は「柳の下の鰌」と銘打って漢方のそもそもの考え方を書きたいと思います。

最近やたらとメールで症状だけを一方的に送られて来て、今現在この漢方を飲んでいるんですけど、何かいいアドバイスをくださいと問い合わせが多い。

問い合わせしてくださる事は非常にありがたいのですが、肝心の体質がわからないと、正直なところ、どのように症状が変わって行くかを理解することが難しくなってきます。

葛根湯で例として出すならば、一般的に葛根湯の症状としては同じであったとしても、体質を考慮して発汗剤を使用しないとよくなるどころか逆に誤治になってしまいます。

以前30代ぐらいの女性で、病院でインフルエンザと診断されて1週間ほど病院処方の麻黄湯を服用したところ、そこから咳が止まらなくなって、ステロイドをずっと服用していた方に、桂枝厚朴杏仁湯を服用させてことなきを得たケースもあります。

洋薬と比べれば、比較的安全なものですが一歩間違えると取り返しがつかなくなりますので、漢方薬は漢方を専門に勉強している、漢方薬局や漢方薬店にご相談くださいね。