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奈良県橿原市にある鍼灸院・接骨院

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疲労によるめまいの考え方

こんにちは😃ぐっさんです。

今日は血痺虚勞病の目眩に関するところを話します。

今回は血痺は関係ないので労について話します。

労病の定義として、

夫男子平人脉大爲勞極虚亦爲勞

男子面色薄者主渴及亡血卒喘悸脉浮者裏虚也

男子脉虚弦無寒熱短氣裏急小便不利面色白時目瞑兼衄少腹滿此爲勞使之然

勞之爲病其脉浮大手足煩春夏劇秋冬瘥陰寒精自出酸削不能行

男子脉浮弱而濇爲精氣淸冷

一般的には男子で普通の人の脈が大きいの労からきています。また脈がきわめて虚している場合もまた労です。(男子としか書いていないが、女子にでないわけではないので気をつけてくださいね。)

男子の顔色が悪いものは、津液が枯渇しているか血を失っている方で、その上にゼイゼイや動悸などをして脈が浮いて、はっきりわかるものは、裏(腹の中)が虚しています。

男子の脈が、虚していて、脈が沈んでいて、寒熱もなくて呼吸が早くて胸が苦しく(息がしにくいも入る)小便の出がすくなくて、顔色も白く血色なく、どうかすると目眩や鼻血を伴い、下腹部が詰まって苦しい労が原因でそうなったのである。

臨床の場合、目眩と鼻血は同時にでない場合もあります。

労の病は、その人の脈が浮いていて、春夏に症状がきつくなり、秋や冬になると一時的に症状が軽くなり、具合が悪くなると陰部が冷えて、精液が自然に出てしまい、痺れ細って行う事ができなくなる。

春夏症状が出る方は腎の働きが悪く基本的に朝から動けない。

単純に血虚の方や脾胃の働きが悪い方は、昼から動けなくなったり、昼から症状がでる事が多いです。

男子の脈が浮いて弱くて、打って来たが渋っているものは、精子がないとするのであるそれは精気がが冷えきっているからです。ぞくにいうと子種がないという事になります。

少し自分の考えを交えて記載しましたので参考になったら幸いです。