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奈良県橿原市にある鍼灸院・接骨院

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左肩のだるさの症例

こんにちは、ぐっさんです。今日は左肩のだるさの症例を書きたいと思います。

患者の年齢は40代女性で、普段は当帰建中湯と桂枝茯苓丸を服用されています。

土用(10月20日〜11月8日)に入る前ぐらいから、昼から夕方にかけて肩のだるさを訴えられており、日によって、だるさの程度が変わるということでしたので、天候による影響があることから、身体の中の水分代謝による影響があると考えました。

症状が出る時間帯の特徴として、夕方ということですので、通常の選択肢として、半表半裏によるものと、日晡所(にっぽじ※一般的には、午後4時ぐらい)の症状は比較的、良く似ている。

患者さんの訴えは痛みというよりは、だるさということもあって、金匱要略の痓濕暍病を参考に防已黄耆湯と桂枝茯苓丸を服用指導した。

3日後電話で連絡をしたところ、症状には変化がないとのことでしたので、もう少し様子を見て服用7日後に連絡したとろこ、漢方を服用して4日後ぐらいから、小便に行く回数が以上に増えてきて、症状は楽になっているとのことでした。

湿気が原因で症状が出ている場合は、微微に発汗しないと良くなっていかないので、治療には少し時間がかかります。

古典の考え方の参考になったら幸いです。