こんにちは、ぐっさんです。

今日は、年末にスマホを使い過ぎて、右母指のMP関節を痛めた方の症例を書きたいと思います。

患者の年齢は40代男性

普段は、疲労の漢方をを服用していると体調が良い方です。

年末にスマホを使い過ぎて1週間程、疲労の漢方を服用したが中々良くならないと症状を訴えられた。

通常であれば、使い過ぎによって症状が出た場合は、金匱要略の血痺虚労病が効果をでるので、治療の考えとしては間違っていないのですが、病には表裏や虚実によってや施術しかたを変えていかないと良くならないケースが殆どです。

そこで、今回参考にしたのが、太陽病中74條になります。

ここの解釈をもとに、鍼灸では大陵、太白の補法、行間の輸瀉を行い、痛みがほぼ無くなったので、実の漢方オススメしてから、実の漢方をを4日ぐらい服用するようオススメしたところ、痛みが無くなったとのことでした。

考え方の参考になったら幸いです。

患者からの症例の同意許可済み