お天気病って何なの?
こんにちはぐっさんです。最近天候不良で体調が悪いと良く相談を受けます。
今日はお天気で影響出ることを東洋医学ではどう考えているかを少し書きたいと思います。
東洋医学では、お天気で体調悪くなることを湿気の病と言っています。天候によって体調不良もそうですが、特に朝とか夕方に症状が悪化しやすいのが特徴的です。
湿気の病は他の病と違い、病の性質的には軽いのですが、他の病と比べると時間が要すると言われています。
湿気とは、基本的に体に溜まったいらない水分が天候に影響で症状が出てきます。一般の方なら、一気に水分を出してあげたらすぐに良くなると思いがちですが、一気に発汗や利尿するような治療をしてしまうと逆に湿気が体の中に残ってしまって症状が悪化してしまいますので、少し時間がかかると言われる所以です。
なので、漢方の古典(傷寒雑病論)の考え方では、少しずつ汗をかかせて、ゆっくり湿気を追い出す方が理想だと言われています。
漢方を使うこともいいんですが、家出できる養生の仕方として、ウオーキングをして少し汗ばむ程度歩くか、お風呂でしっとり汗をかくまで入るだけでも、湿気に対して有効的です。
湿気の病の実例として
・脳血管障害の後遺症
・痛みを持っている人
・メンタル科(うつ)
・疲れ
・喘息患者
・傷口 化膿
・雨に当たってーめまい ふらつき
・冷蔵庫に入る仕事
・寒風の中電柱に登って(年末)
・毎日明け方に膝痛が出る方
・鼻炎と頭痛がある方
などが良く言われます。ただ、生理時に体調不良がある方や疲労が強い方も湿気の影響を受けやすいと言われています。
お天気病の考え方の参考になったら幸いです。