風邪の治療の応用編
こんにちは、ぐっさんです。
今日は、風邪の治療の応用編を書いていきたいと思います。
患者の年齢は30代前半の男性で普段から裏寒がある方で、脾胃を温めるものを服用して体調がいい方です。
朝から鼻の奥と喉がイガイガするとLINEで相談を受けました。
基本的に普段から裏寒のある方は特に風邪を引くとすぐに少陰病に病が流れていく傾向があることから、風邪を引いた際には表証なのか裏証なのかをしっかりと区別する必要があります。
因みに、喉の痛みは表裏の境目であることから、表証か裏証か判断しずらいところがありますが、鼻の奥のイガイガあることから表証であることがわかりますので、発汗剤を使って表を開けてあげればすぐに良くなると判断しました。
ただ風邪のケースの場合は、患者本人のベースの体質も配慮して発汗剤を使用しないと大量に汗をかかせてしまうと、誤治する可能性がありますので注意が必要です。
今回は、少しの発汗を加えればこの症状が治ると考えて、オススメのものを服用するようにお伝えしたところ、1服したところで8割ぐらいの症状が改善したとのことでした。