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奈良県橿原市にある鍼灸院・接骨院

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秋の土用って

秋の土用は、立冬(りゅうとう)の約18日間を指し、季節の変わり目にあたります。2024年の秋の土用は10月20日(日)~11月6日(水)です。

土用には、次のような特徴があります。

・陰陽五行説に由来し、次の季節への移行期間とされています。

・季節の変わり目なので体調が変化しやすく、昔から季節にあった養生法が行われてきました。

・土用期間中は「土公神(どこうしん)」が支配する期間と考えられており、土を動かしてはいけないと言われています。

・土用期間中は転職、就職、結婚、結納、開業、開店、新居購入などの新しいこともしてはいけないと言われています

土用期間の食養生としては、次のようなものがあります。

  • 秋土用は「辰の日(たつのひ)」に「た」のつくものや青いものを食べると良いとされています。「た」のつく食べ物としては、「玉ねぎ」や「たこ」、「たけのこ」、「大根」などです。「青いもの」なら、さんまやさばなどの青魚が良いでしょう。
  • 五行説では、春は青、夏は赤、秋は白、冬は黒と、季節ごとの色も決められています。季節の色と反対の色の食べ物を食べるのも良いとされています。

AIに解説によるとこのような解説になります。

土用の時期は、胃の働きが活発になり過ぎると、身体の水分代謝が悪くなり、浮腫や、めまい、腰痛、肩こり、関節痛などの症状が起こってきたり、さらに悪くなると、血圧が上がってくるという可能性もあります。又、胃の働きが活発になるということは、食欲が旺盛になりますので、太りやすくもなります。

逆に食欲があるけれども、食べたいのに食べれないって方は、身体に水分が多すぎて、水分を自力で代謝できなくなってくる事を意味します。

基本的には、この期間に体調が悪くなる方が一般的ですが、逆にこの期間に体調が良くなる方がいらっしゃいますこれは、普段から脾臓や胃の働きが悪い方が、こういった症状を起こしますので、胃や脾臓の手当てをしていく必要性があります。

不妊治療で漢方を飲まれている方や、婦人科で漢方を服用している方で、或いは、疲労の漢方を飲まれている方などは、この時期に体調不調になることは、ある程度効果が出ていることを意味します。

土用の時期の治療の考え方は、基本的に食べすぎないことが非常に重要ですが、それでも症状が悪化する方や、食べたいのに食べれない方は、鍼灸や漢方といった東洋医学が非常に効果的ですので、治療選びの参考になったら幸いです。