結脈と促脈
こんにちは😃ぐっさんです。
今日は結脈と促脈について書きたいと思います。
西洋医学でいうところの不整脈の事をいいます。
これについて傷寒論の辨脈法13條、太陽病上23條、太陽病中4條、金匱要略の血痺虚勞病19條に記載されていて、ここで関係する処方が桂枝去芍薬湯、葛根黄芩黃連湯、炙甘草湯の3つが関係してきます。
参考までに、辨脈法の19條を記載します。
脈來緩時一止復來者名曰結脈來數時一止復來者名曰促脈陽盛則促陰盛則結此皆病脈
簡単に説明すると不整脈には虚脈と実脈があって脈がゆっくりで脈がとぶ場合の事を結脈(虚)といい、脈が早くてとぶ場合を促脈(実)といいます。
促脈の処方は桂枝去芍薬湯、葛根黄芩黃連湯
結脈の場合は、炙甘草湯
以上が基本的な不正脈の漢方になります。中々文書だけでは伝えきれないところがありますので、わからない場合は、直接メッセージいただけると助かります。
参考になったら幸いです。