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奈良県橿原市にある鍼灸院・接骨院

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虫刺されの症例

こんにちは、ぐっさんです。

今日は、虫刺されの症例を書きたいと思います。

患者の年齢は、50代男性です。

いつも来られる患者さんですが、虫刺されをして、両腕に、多数の水疱の隆起が出て痒みがありました。

皮膚科に通って、西洋薬の飲み薬と、塗り薬を塗るが、逆に悪化したとの事でした。

単なる痒みだけなら、桂麻各半湯で様子を見ようと考えたが、多数の水疱があるとの事だったので、石膏も入った処方と最近下痢気味といこともあって考えて水気病の5条を参考に越婢加朮湯を3日分を渡して、痒みがどうなるか判断しようと考えた。

※夏なので、麻黄剤は注意が必要

3日後患者さんから来院があり、痒みはだいぶ減ったが、まだブツブツが残っているのと、他の部位に水疱が出そうなところがあるとの事でした。

少し気になったのが、水気病の黄汗の病も参考にしないといけないかと考えたが、他の部分の痒みが減っているから、表の裏の熱はとれたと考えて、柴胡桂枝湯を服用させて、治りを早くしたと考えた。

3日ほど柴胡桂枝湯を服用させたところ、患者さん曰く、服用1日目から残っていた水疱が、一気に黒ずんできて、3日目には綺麗に水疱がなくなったとの事でした。

考え方の参考になったら幸いです。