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奈良県橿原市にある鍼灸院・接骨院

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こんにちは、ぐっさんです。

今日は、乳腺炎について少し書きたいと思います。

どうしても、東洋医学的な考え方と西洋医学的な考え方でふと?と思うところがあります。

結構な頻度で、母乳相談室に相談したが症状が改善せず悪化した方が多いです。

母乳相談室では、乳腺炎の時によく葛根湯と牛蒡子を服用するように進められます。

どういった理由でダメなの?と思う方もいらっしゃると思います。

産後とは、東洋医学では身体の体力(血)を消耗した状態になりますので、無闇に発汗(血を消耗する)(麻黄が入った製剤)をさせる治療を行うと誤治する可能性があります。

どういった症状が誤った治療かというと、透明な鼻水や体のだるさが特徴的なのですが、発汗させすぎると、立つことができなくなりますので、産後の方は麻黄が入った処方は特に気をつける必要があります。

では東洋医学だとどのような治療をするのかと言うと、基本的には、損傷した血を補いながら、熱を冷ます処方で対処していきます。

※患者さんによって症状が違うのでどんな処方になるかは問診によって決まります。

乳腺炎が中々良くならない方の参考になったら幸いです。