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奈良県橿原市にある鍼灸院・接骨院

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1ヶ月も続く膝の痛みの症例

こんにちは、ぐっさんです。

今日は、膝の痛みの症例を書きたいと思います。

患者の年齢は、20代女性で1ヶ月前から立てなくなるぐらいまで膝が痛みがでて、整形外科に行っても原因がよくわからないと言われてどうしたらいいかわからず、当院を受診されたとのことです。

現在、生理痛がきついことから、ピルを服用して生理を止めているとのことです。

1ヶ月前から、膝が痛くなったってことは、これまでの生活と何か違うことをしたの?っと伺ったところバイトを連勤してから段々と症状が悪化してきたとのことでしたので、疲労によって症状が出たのではないかと考えた。

傷寒雑病論の血痺虚労病を参考にして鍼灸を行い、5日分の漢方をオススメして様子を見ることにした。5日後に状態を伺ったところ、膝の痛みが若干残るものの、ほとんどよくなっているとのことで、1週間後にもう一度来院していただいたところ痛みはないとのことでした。

参考になった漢方の条文を記載しますので、興味がある方は読んでみてくださいね。

虚勞裏急悸衄腹中痛夢失精四肢痠疼手足烦熱咽乾口燥

漢方を勉強するあたり古典を読みたくないっと仰られ方が多いのですが、慣れ親しむぐらいに読まないと、古人の方の解釈レベルにはある程度の幅を持たせてあることが気づくことができますし、どのように病が変化するのかも、ある程度予測することが可能になってきますので、毎日少しずつ読むことが、臨床するための秘訣なのではないかと思います。

東洋医学の考え方が参考になったら幸いです。