今から東洋医学の魅力とは?
今日は、漢方と鍼灸という内容で少し書いて行きたいと思います。
基本的な治療の考え方は一緒ですが、漢方の場合は、クライアントさんの状態を詳しく聞いて、体の状態を把握した上で、漢方証に沿って治療する場合、陰陽虚実寒熱を考慮しているケース、病が出ている原因に応じてする場合、発病時期に応じてする場合に別れてきます。
それを漢方では、生薬の作用を使って治療し、鍼灸では経絡といった流れを意識して治療するかによって別れてきます。
個人的な意見としては、鍼灸では、体をしっかり触って施術する分、張り詰めた空気や心まで癒されるので、1回の効果は漢方よりも高いと言えます。
ただ、慢性的な症状の場合は、1回の施術でよくなることはないので、毎日服用することのできる漢方と併用する方が相乗効果が高いと言えます。
言葉的にあっているかはわかりませんが、漢方は身体治すためのベースを作ってくれるもので、鍼灸は漢方の効果をさらに上げてくれる素晴らしい治療だと思っています。
実際に漢方や鍼灸を併用して治療を行う方が、早く結果出ています。
基本的には、クライアントの意向を汲んで鍼灸だけでするケースはありますが、そういった方に限って、中々結果が出ない方が非常に多いです。
今から鍼灸や漢方を取り入れて治療していきたいなと思う方の参考になったら幸いです。