無料ご相談・お問い合わせ ZOOMでご相談も可能

奈良県橿原市にある鍼灸院・接骨院

ブログ

半年間も生理が来なかった方が、2週間漢方を服用しただけで、生理がきた症例

こんにちは、ぐっさんです。

今日は、半年間生理が来なかった方の症例を書きたいと思います。

患者の年齢は、30代女性で、思春期から生理がなかなか来なく、いろんな鍼灸院や、婦人科で漢方やホルモン剤を試したが全くくる気配がなかったと相談を受けた。

来院当初、費用的な問題で2週間に1回のペースで鍼灸で何とかならないかと相談を受けたところ、それだったら、漢方と接骨で来院したらどうですかと提案をしました。

詳しく飲んだ漢方を詳しく聞くと、加味逍遙散だったり、八味地黄丸、当帰芍薬散、桃核承気湯など…を服用していた。

実際のところ生理がきた時に、生理痛や生理の時の体調不良ってあるの?っと伺ったところ、あんまり体調が悪くならないとのことでした。

そもそも、生理が中々来ないっ症状っていつからなのと聞いたところ、実は、中学生の時にバスケットをしていた時からまともにきたことがない。

では、今回生理が来なかったのは、いつからなのと聞いたところ、昨年に手術をしてからだということでした。

漢方を処方する上で重要なことはなったきっかけが非常に重要になってきます。

生理不順がある方には、当帰芍薬散や小建中湯を使うケースは結構ある。

実際に患者さんの話を聞いて、理解できたところは、普段から便秘気味で冷え性といところです。

当帰芍薬散の場合、普段から下痢だったり便が緩いケースが非常に多いが、今回の患者さんは、冷え性はあるが便秘ではないとのことでした。

また、過去にバスケをしてから生理が来ないケースがあったり、手術後に生理が来なかったりするケースがあることから労が原因で生理がきていないのではないかと考えて、血痺虚労病を参考に小建中湯を服用するよう指導したところ、1週間服用して胸が少し張るような気がするのと、便通がよくなっているとのことでした。

2週間経った週明けに朝から電話がかかってきて、生理がきたと、嬉しい報告があったので、よかったねと一安心しました。

参考文献を添付しておきますので興味がある方は是非読んでみてくださいね。