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奈良県橿原市にある鍼灸院・接骨院

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生理中の腰の痛みが小建中湯で改善した症例

こんにちは、ぐっさんです。

今日は、生理中の腰の痛みが、小建中湯で改善した症例を書きたいと思います。

患者の年齢は、20代女性で、子供を出産以前より通われており、現在は、漢方で対応している方です。

現在、7ヶ月のお子さんがいらっしゃいます。

普段は当帰建中湯を服用して、身体の養生をされています。今回生理前に、旦那さんの実家に帰省してから腹痛の症状が悪化したため、急遽、婦人雑病を参考に、小建中湯を服用させたところ、だんだんと腹痛の症状は改善して来たが、今度は、顎関節症の症状が出てきたと、症状を訴えられましたので、現在、生理前?っと伺ったところ、その可能性はあるとこのことでしたので、婦人雑病を参考に、痉湿暍病の葛根湯の条文と、婦人雑病の2条の「熱入血室治之無犯胃氣及上二焦必自愈」を参考に小柴胡湯を2日服用させたところ、顎の痛みは少し残っていることで、当帰建中湯に漢方を変更したところ、顎の痛みは治った。

3日後患者さんから連絡があり、地べたに座ってから腰が痛くなったとのことでしたので、脾胃の働きが悪くなって症状が出ていると考えて、血痺虚労病を参考に小建中湯を服用してもらったところ、腰部の痛みは2〜3日で改善したとのことです。

漢方の考え方の参考になったら幸いです。