こんにちは、ぐっさんです。

今日は、東洋医学における不妊治療について少し書いていきたいと思います。

長年、不妊治療を相談を受ける中で、決まって、すぐに赤ちゃんができてほしいと当院に相談される方は非常に多い。

つまるところ、何故妊娠しないのか？

っということになります。

専門用語で簡単に言ってしまえば、気血の不足しているからになってしまいますが、わかりやすく表現を変えると、“妊娠に至るだけの体力がない“と表現する方がわかりやすいかもしれません。

それは、どういったところで、判断できるのかというと、普段の生理の状態で判断することができる。

一般女性の多くは、生理痛があって当たり前とか、生理時の精神的な不調があるのが普通であると思っている方も多いかもしれませんが、気血が充実してくると、生理による体調不良や精神的不調は起こりません。

生理中に患者さんから、よく聞く話しだと、生理痛はあんまりないんですが、月経時は基本的に下痢をしていることが多いって方は、一般的な方よりもむしろ身体が弱いことを意味します。

また、生理前に精神不安があって、出血時にレバー状のものが見られる方は、子宮そのものが汚れていることを意味しますので、これが出る方は胎児の成長を阻害する恐れがあります。

レバー状のものも出るし、月経時にも体調が悪い、あるいは、下痢や便秘などがある方などは、子宮をお掃除しながら、妊娠するだけの体力をつける必要がある。

それでは、妊娠する体力がどれくらいでできてくるのかと言いますと、最低でも4ヶ月ぐらいの期間を考えて治療されることが、非常に望ましい。

何故それだけの期間必要なのかというと、漢方や鍼灸は、陽気を巡らせることによって血を作るように働きかけることができるが、血そのものを作ることが非常に苦手としている。

4ヶ月の目安とは、西洋医学における、血の入れ替わる期間だと考えるとわかりやすい。

過去いろんな方の不妊治療の相談をうけて、確かに、治療1ヶ月で妊娠する方もいらっしゃいますが、妊娠中のトラブルが非常に多く、その後の経過にあまり思わしくない方が多い。

多くの不妊治療を訪れる患者さんが東洋医学は、不妊治療に非常に有効的手段だと思っている方が多い。

実際、私自身も患者さんや自分の嫁の妊娠出産を通して、非常に有効的手段だと思っています。

ただ、比較的早くに効果が出る方と効果の出方が遅い方の違いは、決まって食事療法になります。

では、どんな食事療法かというと、『有機野菜を食べることです』

有機野菜のイメージ？

・高い！　・何がいいかよくわからない　・農薬を使っていない　・早く痛みやすい

という感じだと思います。

でも、何故、有機野菜がいいのかいうと、『体内のデトックス作用が非常に優れている』からです。

現代人は、食が非常に溢れているため、どんな食品にも、『添加物・化学物質・重金属』が含まれていて、知らず知らずのうちに食事で体内毒素を溜め込んでいます。

この毒素を溜め込んでしまうと、漢方や鍼灸の本来の効果を発揮しにくくなります。

そう言ったこともあって、当院では、有機大麦若葉の青汁を販売しております。

こちらの商品の特徴として、有機大麦若葉の1番刈りを使用し、非加熱で粉末にしているため、生きた酵素をとることができます。また、水溶性食物繊維だけが入っているため、クローン病（潰瘍性大腸炎）の方にも安心して飲むことができます。水溶性食物繊維は腸内細菌の餌になって腸内環境を整えてくれます。

これから、不妊治療を始められ方の参考になったら幸いです。