産後から多くなる痒みの症例
こんにちは、橿原市で鍼灸と漢方をライフワークをしているぐっさんです。
今日は、産後で多くの方が経験されたことがある痒みの症例を書きたいと思います。
患者さんの年齢は、20代女性で、10月に子供を出産された方で、産後からの体調不良に当帰建中湯を服用されています。
最近、全身の痒みが出ているということで、何かいい漢方ないですかっとのことでした。

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基本的に、漢方は、皮膚疾患と咳の治療は漢方を簡単に合わせるのは難しいと言われています。
産後から症状が出てきたということで、表裏関係(建中湯類と柴胡剤の関係)柴胡と建中湯は非常に表裏が近い関係にありますので、婦人産後病の1条を参考に柴胡桂枝湯を服用してもらったところ、次の日には痒みがなくなっていたとのことでした。


とりあえず3日間服用するよう指導して、また元の漢方に変更するように伝えました。
古典の考え方の参考になったら幸いです。