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奈良県橿原市にある鍼灸院・接骨院

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スポーツ外傷(肉離れ)症例

こんにちは、奈良県で漢方と鍼灸をライフワークとしているぐっさんです。

患者の年齢は、30代男性でいつも体調管理で来られる方で、当院に来院する一日前に、サッカーをしている最中に左大腿部下部を痛めたとこられました。

左膝を曲げる動作では、痛みは感じないが、椅子から立ち上がる動作時に痛みがあるとのことです。

曲げ伸ばし動作で痛み強い場合は、痓濕暍病の甘草附子湯になりますが、エキス剤存在しないため、対応することはできないが、膝を曲げて伸ばす動作に痛みが強いことから、血痺虚労病を参考に小建中湯を服用することを指導して、2日後に来院するように指導した。

2日後患者さんが来院されたところ、右大腿部の痛みはないが、逆反対の右足が筋肉痛が出ているとのことでしたので、太陽病中編の74条を参考に柴胡桂枝湯を服用指導したところ、その後筋肉痛の症状がなくなったとのことでした。

古典医学の考え方が参考になったら幸いです。