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奈良県橿原市にある鍼灸院・接骨院

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胃腸風邪の後に、肩の痛みが出てきた方の症例

こんにちは、奈良県で漢方と鍼灸をライフワークとしているぐっさんです。

患者さんの年齢は30代男性で、当院に来院する4日前に胃腸風邪になって食欲もなかったとのことでした。胃腸風邪はよくなったが、肩首の痛みが出てきて、つらいとのことでした。

胃腸風邪になった初期は食欲もない状態だったそうです。

現在は、肩首の張りは、常に痛いが、朝と夕方に特にきついが食欲は普通に戻っているとことでした。

推測するに、食欲がなかった事から、傷寒論の小柴胡湯の証という可能性は非常に高い。

何故そうなるかは、小柴胡湯を関連する部分を読んでいただけると、理解することは、容易にできると思います。

今回は、傷寒論の発汗後病を参考にして、鍼灸を行い、柴胡桂枝湯を服用指導を行いました。

次の日に患者さんから連絡があり、肩の痛みも首の痛みもないとのことでした。

古典医学の考え方の参考になったら幸いです。