寝違えの症例
今回は、私自身の症例です。
年齢は42歳
朝、起きた時に、右頸部〜背中からの痛みがあった。
まず、起きた時に症状が出ていることから、湿による問題と、半表半裏に問題を考えた。
痛みの感じが、マシだったり、痛みが出たりすることから、半表半裏に問題があると考えて、表の熱を和すものをオススメした。
漢方服用10分ほどで、痛みは少しマシだったが、ぴったりとあった感じではなかったため、多分、半表半裏というよりは、冷えたことによって表が閉じて症状が出ていると考えて、暫くたってから、表を発するものを服用をオススメしたところ、しっとりと汗が出てきたので、表が開いたと考えました。
暫くすると、痛みが半分ぐらいに治ってきましたので、傷寒論の発汗後病を参考に漢方をオススメしたところ、痛みが1割以下になっていたので、そのまま、同様のもので様子をみることにしました。
参考になった文献を添付しますので、興味がある方は、読んでみてくださいね。