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奈良県橿原市にある鍼灸院・接骨院

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水イボの症例

こんにちは、奈良で鍼灸と漢方をライフワークとしているぐっさんです。

今日は、私自身の症例を書きたいと思います。

年齢は、42歳で最近、右手の親指にできものが出てきたので、今回は漢方でなんとかしようと考えました。

最近の生活スタイルとして、1日30Kmのロードバイクにのっています。

痰が絡みやすく、寝汗はかかないが食事中に汗をかくなどの症状がある。

便秘はないが、少し固め、水分の摂取の仕方が、運動するせいで、炭酸水の冷たいものを飲んでいる。

皮膚疾患だけなら、水気病の桂枝加黄耆湯を使おうと考えたが、基本的には、労が原因であると考えて血痺虚労病の黄耆建中湯を服用した。

黄耆を使いたかった理由は、水気病の桂枝加黄耆湯の条文に記載がありますの写真を添付します。

考え方の参考になったら幸いです。

29条の食時中に汗をかく、寝汗、自然と汗が出てくる症状に黄耆が入った処方が使われる。

黄耆建中湯の条文は、金匱要略の小建中湯の横に記載してありますの興味がある方は読んでみてくださいね。

桂枝加黄耆湯と黄耆建中湯の違いは、黄耆0.5g 芍薬3.0g 膠飴26g違いです。

漢方服用前
漢方服用後3日