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奈良県橿原市にある鍼灸院・接骨院

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妊婦の風邪の症例

こんにちは、ぐっさんです。

今日は、妊婦の風邪の症例を書きたいと思います。

患者の年齢は、20代女性で現在は妊娠中の体調不良で当院に通われています。

現在、妊娠4ヶ月目になり、普段は血を補うものを服用しており、つわりがきつい時は、つわり用の漢方を服用されています。

今日は朝から頭痛がしんどくてどういった漢方を服用したらいいですか?と連絡があった。この時は発熱はありません。

そこで、表の熱を少し和すものをオススメして様子を見ることにしました。

夕方、再度連絡があり、段々と熱が上がってきて、現在は37.5℃あるということでした。中に熱が入ってきていると考えて煎じ薬の半表半裏に対するものをオススメして、産婦人科の主治医に相談するよう促した。

オススメしたものが功を奏したのか、2回服用しただけで午後8時には36.7まで熱は下がっているとの事でした。

かかりつけ医に相談したのと伺ったところ、電話で問い合わせたところ、電話の時点で37.5度の発熱があるため、発熱外来に相談するように促されたがその時には、熱が下がっているため次の日に行くことにしたとの事でした。

熱が下がって、体調もそこまで悪くないとの事でしたので、仕上げに、表の熱を和すものにするようにオススメして、明日の朝、体調不良がなけれは、普段服用しているものに変更するよう伝えた。

次の日の午後8時に電話があり、先ほど、嘔吐してしんどいと連絡があり連絡があった。この時、熱はありません。これは、風邪のぶり返しによる問題だと感げて、「陰陽易差後労復病」の漢方をオススメしました。

朝に連絡がありだいぶ体調は良くなっているとの事でしたので、表の熱を和すものをオススメして、様子をみています。

東洋医学の考え方の参考になったら幸いです。