よくわかる!症例解説

土用の症例

2020年8月08日

こんにちは😃ぐっさんです。

今日は、土用の症例を書きたいと思います。

患者の年齢は30代女性で、現在、不妊治療で当院に通われています。

普段は、当帰建中湯を服用して体調良好。

患者さんには、事前に土用になると身体が浮腫んだり、耳鳴り、腰痛…etcがでることを説明しておいた。

今回の夏の土用は7月19日〜8月6日までで、8月6日につれて、土用は深くなっていくと、水の巡りがさらに悪くなるので、症状は基本的に悪化します。

逆に土用の影響あまり受けていない方は、それだけ、脾胃の働きが悪いといえます。

患者から7月20日に電話があり、顔が浮腫んでいると心配になって電話があり、来院されました。

食欲は過食にもなってないし、量が増えたわけでもないですとの事だったので、痰飲欬嗽病を参考に苓桂朮甘湯を服用させたところ、1日ほどで顔の浮腫みがなくなったと言われたので暫く服用するように指導しました。

生理予定日は7月29日と言われたのでこのままいけるかなと様子をみていたところ、7月25日に、生理が来たとの連絡があったので、婦人雑病を参考に小柴胡湯を服用するよう指導した。

一服すると、生理特有の頭痛と腹痛が消えたとの事でした。(普段は生理痛がでると、ロキソニンか、イブプロフェンを服用していたとの事です。)

2-3日は小柴胡湯を服用するよう指導し、それからは、苓桂朮甘湯に変更してもらって少し様子をみました。

30日ぐらいに患者さんから電話が、昨日までは調子が良かったのですが、朝から身体が怠くて何もしたくないと連絡をいただいた。

身体がだるいや重いは陽気が乏しくなっているので、水を巡らせ陽気を補う処方をと考えて附子が入った真武湯が適当でないかと考えた。(少陰病の真武湯を参考にしました。)

土用は、8月6日に近くなれば、それだけ水の巡りが非常に悪くなります。

1週間後、患者さんが来院して、様子を伺ったところあの漢方を飲むとすごく身体が軽くなって前の身体の怠さがどこにいったのかと思うほどだそうです。

患者さん自身も長い間漢方を飲まないと効果がでないと思っていたが、こんな早く効果がでるから、非常に嬉しいとの事でした。

参考になった条文を添付しますので、興味がある方は読んでみてくださいね。