よくわかる!症例解説

痰と咳の症例

2020年6月02日

こんにちは、新ノ口駅から徒歩5分で鍼灸接骨院と漢方薬店を営んでいる、ぐっさんです。

今日は咳と痰の症例を書きたいと思います。

患者の年齢は、30代女性で、普段は当帰建中湯を服用されています。

1週間ぐらい前から、痰と咳と鼻詰まりがあり、鼻水の色は黄色っぽく、徐々に症状がきつくなってきたとの事です。

1週間前ぐらいから、少し摂取水分量が多いとの事でしたので、飲んだ水の害によって起こったと考えて、金匱要略 痰飲咳嗽病であると考えました。

基本的に普段から当帰建中湯(血虚がある)を服用している方に発汗剤を使うのはかなりの確率で誤治する可能性があります。

本来ならば、苓甘姜味辛夏仁湯あたりを使うのが王道ではありますが、黄色っぽい鼻水がでている事から表が閉じている可能性があると考えて、小青竜湯を2日ほど服用するよう漢方をお渡ししました。

1週間後に患者さんから連絡があり、漢方を一服しただけで直ぐに、咳と痰が治りましたとの事でした。

金匱要略 痰飲咳嗽の溢飲のところを読んで小青竜湯のところを読めばある程度勉強されている人ならわかりやすいのですが、それよりも、太陽病中編の10条の傷寒表不解心下有水氣…を読んでいく方が非常にわかりやすいと思いますので参考にしてみてくださいね。