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奈良県橿原市にある鍼灸院・接骨院

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痰と咳の症例

こんにちは、新ノ口駅から徒歩5分で鍼灸接骨院と漢方薬店を営んでいる、ぐっさんです。

今日は咳と痰の症例を書きたいと思います。

患者の年齢は、30代女性で、普段は血を補うものを服用されています。

1週間ぐらい前から、痰と咳と鼻詰まりがあり、鼻水の色は黄色っぽく、徐々に症状がきつくなってきたとの事です。

1週間前ぐらいから、少し摂取水分量が多いとの事でしたので、飲んだ水の害によって起こったと考えて、金匱要略 痰飲咳嗽病であると考えました。

基本的に普段から血虚があるのそれ殉じた服用している方に発汗剤を使うのはかなりの確率で誤治する可能性があります。

水分を多く飲んでいるならば、心下に水気があるはずなので、水分代謝を良くするものをオススメした。

1週間後に患者さんから連絡があり、漢方を一服しただけで直ぐに、咳と痰が治りましたとの事でした。

金匱要略 痰飲咳嗽の溢飲のところを読めばある程度勉強されている人ならわかりやすいのですが、それよりも、太陽病中編の10条の傷寒表不解心下有水氣…を読んでいく方が非常にわかりやすいと思いますので参考にしてみてくださいね。