よくわかる!症例解説

妊娠中のトラブルの症例

2020年5月11日

こんにちは😃

今日は出産を目前に控えた、妊娠中の患者症例を書きたいと思います。

患者の年齢は30代後半で、他府県だったので電話で相談という形で診る事になりました。

最初は不妊治療で診させていただき、その後、妊娠初期から中盤ぐらいまで、相談を受けましたが、漢方を服用するのがつらいということで、しばらくお休みをされていました。

妊娠後期になって病院での診察で臍帯が胎児に二重に絡まっているから最悪、出産時に帝王切開になるとドクターに告げられたために、何とかする方法がないかと相談を受けました。

妊娠後期の問題として、精神的な部分、目眩や耳鳴り、逆子といったトラブルなどが非常に多い。

相談を受けた時には、いつ産まれてもおかしくない時期だったので、絶対に臍帯の絡まりがとれるかは、わかりませんがとりあえずやってみましょうとお伝えしました。

電話での問診で、目眩や耳鳴りはありますか?っと伺ったところ特にないが、患者さんと電話で話しをしていると不安感非常に強いことから、奔豚気病ではないかと考えました。

通常、妊娠中の場合は基本的に当歸散を服用していると大概のトラブルは、回避してくれますが、今回のケースは少し違います。

以前より、私の師匠は苓桂〇〇湯は基本的に衝脈に働くものだから、婦人病と非常に関連が強い言われていました。

そういうこともあって今回は、奔豚気病の苓桂甘棗湯と当帰散を使用しました。

患者さんから1週間服用して、病院に検診にいった結果、二重に巻きついていた臍帯は一重になっているとの事でした。

結果として、臍帯の首への絡まりは完全にとれる事はなかったが、そのかわり予定日よりは、4日ほど早く、無事に自然分娩で出産されました。

今回のケース精神的な不安が影響していたと思われる。

考え方の参考になったら幸いです。