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奈良県橿原市にある鍼灸院・接骨院

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風邪の後の1症例

こんにちは😃新ノ口駅から徒歩5分で鍼灸接骨院と漢方薬店を営んでいる、ぐっさんです。

今日は、昨日、記載していた、大黄と芍薬の話しを書きたいと思います。

ここに関連してくるところが、傷寒論の太陰病の9条になります。

太陰爲病脈弱其人續自便利設當行大黄芍藥者宜減之以其人胃氣弱易動故也

太陰病の時に脈が弱くて自然に下痢をよくするような人は、たとえ大黄や芍薬を加えた処方が適当であったとしても、当然その量を減らしなさい。その病人の胃の働きが弱いから、大黄、芍薬でそこなわれて胃の気が動揺しやすいからであるが、簡単な訳になります。

今回の風邪でけっこう、弱っていたので、血痺虚労病を参考にを煎じの全量で飲んだ瞬間、非常に胃が気持ち悪かったので、相当弱っていたのだなと実感しました。

その後は、もっと胃温めながら表も整えるものを煎じの4分の1の量で体力がだいぶ戻ってきたので一安心しております。

考え方の参考になったら幸いです。