よくわかる!症例解説

胃もたれの1症例

2020年3月12日

こんにちは😃ぐっさんです。

今日は胃もたれの症例を書きたいと思います。

患者の年齢は50代男性です。

普段は小建中湯を服用されています。

月曜日の昼ご飯を食べてから、胃がだんだんと夕方にかけてもたれてくるとおっしゃっていたので、金匱要略の腹満寒疝宿食病の22条

外臺柴胡桂枝湯 治心腹卒中痛者

柴胡桂枝湯方

柴胡4g 黄芩人参 芍藥 桂枝 生薑 各1.5g 炙甘草1g 半夏2.5g 芍薬1.5g 大棗2g 生姜1.5g 柴胡 4.0g

右9味を280ml→120mlまで煮つめて、滓を捨てて1回に40ミリを3回に分けて温服。

新古方薬嚢曰く

柴胡桂枝湯を用いる場合

熱と悪寒とがあり、手足の節々など身体中が痛み、心下胃の部につかえてはったような気持ちがあって吐き気のある者。急に胃の部、または腹大いに痛むもの、微熱があって、午後に至れば少し悪寒し、多少咳も出で、食欲のある者。便通は平常と変わりない者、或いは少し堅い者多しとなっています。

来院されて、直ぐに柴胡桂枝湯を服用させてしばらくしてもらうと、胃もたれの症状がだんだんと収まってきましたので、2〜3日分の漢方を、お渡しして帰ってもらいました。

次の夕方患者さんから連絡があり、

「昼過ぎくらいから、左のお尻がだるく、力が入り辛い」

「いつもと違う事と言うと、晩ご飯がお肉340gと茶碗一杯半のドライカレーを食べて、お酒も2杯しか飲んでいません。」

「柴胡桂枝湯を飲み続けて良いでしょうか?」

とLINEで連絡を頂いたので、小建中湯を服用するよう指導したところ1時間ほどで訴えていた症状がとれたそうです。

古典の考え方の参考になったら幸いです。