婦人科疾患が影響して肩凝りになっている症例

こんにちは、ぐっさんです。

今日は、遠方で直接来院できない方のオンライン効果のでた漢方症例を書きたいと思います。

患者の年齢は40代女性で、現在、成人されているお子さんが2人いらっしゃいます。

既往歴として、子宮摘出経験(子宮内膜症、子宮筋腫悪化)があり、その後甲状腺機能亢進症の治療の影響により甲状腺機能低下症になった経緯がある。

今回、相談を受けるきっかけとして、フェイスブックで同様の症例をみて、私も良くなるんじゃないかと、相談を受けた。

今回の主訴は右首筋の痛み

もともと、子供を出産する以前から、生理による体調不良はあったが、子供を出産後から段々と体調が悪くなって来て、子宮の全摘からの、甲状腺による問題も起っていることから、まずは婦人科から影響を考えるのが先であると思った。

通常であれば、産後から症状が悪化していることから、婦人産後病を参考にすべきですが、体にアザなどもできやすいことから、婦人雑病の温経湯が第一選択になるのではないかと考えた。

患者さん自身の主張として、頸部の痛みの出たきっかけは、7年前の交通事故から症状が悪化しているとの事だったとの事です。

患者さんの言葉だけを捉えて考えれば、血痺虚労病の事を考えればいいのですが、あくまでも、東洋医学は患者さんの全体像をしっかり把握しないと、間違った方向に進んでいきます。

ベースが弱いと漢方が効きにくにのでベースを上げるために、冬虫夏草や、霊芝、フコイダンが入ったサプリメントと温経湯を服用するよう指導し、1日目は温経湯の煎じ薬を3分1量で服用するように指導して問題なければ、全量服用するように伝えた。

3日後患者さんから連絡がありだいぶ症状がましなっているが、夜や朝が、非常に身体のだるさが出ているとの事だったので、そちらの天候はどうですかと伺ったところ、雨が降っていて、先日梅雨入りしたとの事です。

血虚がある方は基本的に湿にも影響を非常に受けやすい。本来の考え方だと、白朮附子湯の処方がいいのですが、厚生労働省の認可が降りていないので、薬自体が存在しない。

桂枝加朮附子湯の芍薬や桂皮が邪魔だと思いましたが、他に適当な処方がないため、頓服的にこの漢方を服用するよう指導した。

10日後連絡があり、非常に身体が楽になっているとの事でした。

子宮がないから婦人科疾患がないと思っている方も多いかもしれませんが、そんなに簡単に体質自身は変わるわけではありませんので、病がどうやってなったかなどを詳しく問診をして、病の経緯を知らないと患者さんの本質が見えてこないと思います。

帯下による問題ですので最低でも、4ヶ月の期間がかかってしまますので、しっかりサポートしていきたいと思います。

考え方の参考になったら幸いです。

※掲載許可済み

元気をつけたい方に^_^

元気になりたい時に❗️

冬虫夏草(とうちゅうかそう)、フコイダン、霊芝などが入った、このサプリメントがよく効くんですよね。

これと漢方を飲むと漢方の効きが倍増する。

病には治療をする順番があるんです。

こんにちは、ぐっさんです。

今日は、表(急性症)の治療と裏(慢性疾患)の治療について話したいと思います。

漢方的な言い方ですと、先表後裏(せんひょうこうり)になります。

今回の話で何が言いたいのかというと、治療を行う順番を意味します。

一般の人は、風邪をひいたら風邪薬を飲むのと一緒で、漢方でも急に症状が出てきた場合は、根本治療(慢性疾患)を後回しにして、急性症の症状に対してアプローチをしていきます。

そのように治療していかないと、基本的に症状が悪化していき治療期間も長くなってしまいます。

今から、漢方や鍼灸の治療をされる方、現在、鍼灸や漢方治療をされている方は、是非、そういった事を含めて、漢方薬店や鍼灸院にご相談されると、早くいい結果が生まれると思います。

考え方の参考になったら幸いです。

婦人科疾患が原因で肩の痛みになっている症例

こんにちは、ぐっさんです。

今日は、左肩の痛みの漢方症例を書きたいと思います。

患者の年齢は、30代女性で、肉体労働系の仕事をして、この仕事をする以前から、生理不順があるとの事でした。

患者自身の発症原因は特に記憶はなく、1ヶ月前から痛み出して、朝起きた時に、特に痛みが強くなるとの事でした。

当院に来る前に、自宅の近くの整体院に通っており、姿勢が原因で肩の痛みが出ていると言われたが、整体をした日は体調はいいが、次の日には、元通りの痛みになっており、本当に良くなっているか非常に疑問だった。

ここで問題になって来る症状として、気になるのが生理不順と朝起きた時に、特に痛くなる症状です。

生理不順(裏証)が1番重要になって来るが、まずは、患者が訴えている左肩の痛み(表証)をよくしていくことが、非常に重要になってきます(先表後裏が漢方の原則)。

朝に特に痛みが強くなるとの事ですので、鑑別しないといけないのが、湿気の影響で症状が出ている場合と、筋肉に熱を持っている場合にこの症状がよく出てきます。(日晡所とは、一般的に昼の3時ぐらい5時ぐらい出る症状のことを言いますが、臨床ではもっと柔軟に考えないといけないので、朝方にでてく症状も同様のものだと考えないといけない。)

生理不順(血虚があることは間違いないが、血が不足している人は、水の巡りが非常に悪くなっているので、当然、天候による変化も非常に受けやすい。)

本人曰く、天候による変化によって朝の肩の痛みが変化があるかと、質問したところそういった変化はないとの事でしたので、湿気に影響が出ているとは考えにくいと考えて、この症状は、往来寒熱によるものだと推測し、柴胡桂枝湯を一週間、服用指導した。

1週間後来院されて、症状を伺ったところ、1服服用しただけで、肩の痛みが劇的になくなり、あの痛みはなんだった思うぐらい症状が変化したとの事でした。

もともと、血虚が原因で症状が出ていることから、4ヶ月ぐらいは最低でも治療が必要であることを説明し、現在は、当建中湯を服用して、非常に体調がいいとの事でした。

古典の考えかたの参考になったら幸いです。

妊婦の風邪の症例

こんにちは、ぐっさんです。

今日は、妊婦の風邪の症例を書きたいと思います。

患者の年齢は、20代女性で現在は妊娠中の体調不良で当院に通われています。

現在、妊娠4ヶ月目になり、普段は当帰芍薬散を服用しており、つわりがきつい時は、乾姜人参丸を服用されています。

今日は朝から頭痛がしんどくてどういった漢方を服用したらいいですか?と連絡があった。この時は発熱はありません。

そこで、柴胡桂枝湯を服用して様子を見ることにしました。

夕方、再度連絡があり、段々と熱が上がってきて、現在は37.5℃あるということでした。中に熱が入ってきていると考えて煎じ薬の小柴胡湯を服用して、産婦人科の主治医に相談するよう促した。

小柴胡湯が功を奏したのか、2回服用しただけで午後8時には36.7まで熱は下がっているとの事でした。

かかりつけ医に相談したのと伺ったところ、電話で問い合わせたところ、電話の時点で37.5度の発熱があるため、発熱外来に相談するように促されたがその時には、熱が下がっているため次の日に行くことにしたとの事でした。

熱が下がって、体調もそこまで悪くないとの事でしたので、仕上げに、柴胡桂枝湯に変更して、明日の朝、体調不良がなけれは、当帰芍薬散に変更するよう伝えた。

次の日の午後8時に電話があり、先ほど、嘔吐してしんどいと連絡があり連絡があった。この時、熱はありません。これは、風邪のぶり返しによる問題だと感げて、「陰陽易差後労復病」の小柴胡湯を服用させました。

朝に連絡がありだいぶ体調は良くなっているとの事でしたので、柴胡桂枝湯に変更して、様子をみています。

東洋医学の考え方の参考になったら幸いです。

ダチョウ抗体で花粉症対策してみませんか?

つわりの症例

こんにちは、ぐっさんです。

今日は、妊娠初期の体調不良とつわりの症例を書きたいと思す。

患者の年齢は、20代女性です。

妊娠する以前は、自分自身の体調管理に通院されています。

妊娠以前は、桂枝茯苓丸と当帰建中湯を服用されていました。

妊娠したことが発覚して、最近吐き気と便通が緩くなって船に酔ったような感覚で体調が悪いとの事でした。

来院時は特に頭痛と吐き気、腹部の締め付けられる痛みがあるとのことでしたので、柴胡桂枝湯を2〜3日服用して少しつわりの症状がましになれば、当帰芍薬散を服用するよう指導してから、鍼灸施術をさせもらいました。

それ以後は、当帰芍薬散を服用してつわりのひどい症状がだいぶ減り、腹部の痛みがほぼ無くなったの事でした。

妊娠初期も後期も妊婦さんは、結構、体のトラブルが多いので、鍼灸や漢方などの東洋医学素晴らしさを知ってもらえると幸いです。

参考になった文献を添付しますので、興味がある方は読んでみてくださいね。

耳鳴りの症例

こんにちは、ぐっさんです。

今日は、耳鳴りの症例を書きたいと思います。

患者の年齢70代後半の女性

更年期過ぎから、右耳を突発性難聴の後遺症でその後耳鳴りずっと続いており、ちょうど1年半前に左耳も突発性難聴になりその後の耳鳴りが中々治らず、突発性難聴で専門の整体院に通ったが全く変化がなかったとの事でした。

基礎疾患として糖尿病、高血圧

その他の症状として、左右の膝の痛み、腰痛

これだけ、時間が経ってから、すぐに症状が変化することは、難しいと説明させていただきました。

今回、更年期付近から症状が悪化していることと、婦人雑病の温経湯の条文の1條前の文章に「腰背下根氣街氣衝急痛膝脛疼烦」「奄忽眩冒狀如厥癫惑有憂慘悲傷多嗔此皆带下非有鬼神」
をもとに、温経湯を服用してもらっていると、夜だけ耳鳴りの症状がましになっているとのことでした。

3ヶ月服用していただいて、最近、耳鳴りの症状に変化がないとの事でしたので、婦人科疾患によることは間違いないが、当帰建中湯などの、当帰剤や、小柴胡湯のような柴胡剤は考えにくい。

そこで考えたのが苓桂剤で、この組み合わせは、衝脈に働くと言われおり婦人科に非常に関連性が高いと言われています。この処方が使われいる漢方は、痰飮欬嗽病、奔豚氣病に記載があります。

今回使用したのが痰飮欬嗽病に記載されている苓桂五味甘湯です。

参考にした全部は写真で添付しますが、特に参考にした文章が「手足痺其面翕然如醉狀因復下流陰股小便難時復冒者」です。

とりあえず1週間、服用してもらったところ、小便が出過ぎて困るから前の漢方がいいと言われましたが、それだけ体が変化しているということは、非常に効果がでているのでさらに1周間服用してもらったところ、今度は、右足の痛みが無くなってきているとの事でした。

更にもう1週間、服用してもらったところ、日中の耳鳴りが格段に減ったとの事でした。

完全に良くなったわけではありませんが、いい結果が出ているみたいでよかったです。

考え方の参考になったら幸いです。
※患者の掲載許可済み

疲労による、右母指の痛み

こんにちは、ぐっさんです。

今日は、年末にスマホを使い過ぎて、右母指のMP関節を痛めた方の症例を書きたいと思います。

患者の年齢は40代男性

普段は、黄耆建中湯を服用していると体調が良い方です。

年末にスマホを使い過ぎて1週間程、黄耆建中湯を服用したが中々良くならないと症状を訴えられた。

通常であれば、使い過ぎによって症状が出た場合は、金匱要略の血痺虚労病(けっぴきょろうびょう)の小建中湯や黄耆建中湯の建中湯類が効果をでるので、治療の考えとしては間違っていないのですが、病には表裏や虚実によって処方や治療法を変えていかないと良くならないケースが殆どです。

そこで、今回参考にしたのが、太陽病中74條になりますが、詳しい内容は、写真で添付しますので、参考にしてみてくださいね。

ここの文章のだと、小建中湯(虚)→小柴胡湯(実)になっています。

すごく簡単な訳だと、急にお腹が痛くなって(裏の問題があった)ので、小建中湯を服用させたが、よくならなかったために、小柴胡湯(表の問題)を使って良くなった。

ここの解釈をもとに、鍼灸では大陵、太白の補法、行間の輸瀉を行い、痛みがほぼ無くなったので、柴胡桂枝湯を3日ほど服用させてから、黄耆建中湯を4日ぐらい服用させたところ、痛みが無くなったとのことでした。

考え方の参考になったら幸いです。

患者からの症例の同意許可済み

年末年始のお知らせ

こんにちは😃ぐっさんです。

年末年始の御案内

12月31日〜1月3日までお休みをいただきます。

年始は1月4日から通常通り行いますので宜しくお願いします。