よくわかる!症例解説

風邪の症例を書きたいと思います。

2020年10月08日

こんにちは😃ぐっさんです。

今日は風邪の症例を書きたいと思います。

患者の年齢は、20代女性で普段は当帰建中湯を服用されています。

朝から、「風邪ぽくって、喉が痛いんですけど、何の漢方を飲んだらいいですか?」っと連絡をいただきました。

「脈は浮いてる?沈んでる?」っと伺ったところ、沈んでいるとの事です。

喉は基本的に表と裏の境目なので、表の症状がない事から、病が少陰病にあるのではないかと考えました。

そこで、考えたのが麻黄附子細辛湯です。少陰病における出発の薬なので、これを服用しても、喉の痛みが改善しない場合は、少陰病の甘草湯を使って様子をみるのが、古方における鉄則になります。

夕方、症状がどうなったかを確認したところ、麻黄附子細辛湯でだるさはとれたが、喉の痛みはとれてないという事で、甘草湯をうがいしながら服用するよう指導したところ、20分ほどで痛みが少なくなったとの事でした。

翌日、風邪の症状も治っていましたので、もとの漢方に変更しました。

仮に、裏証なのに、表証もある場合は、水気病の桂枝去芍薬加麻黄附子細辛湯になるんですが、処方自体が許可が降りていないので、使う事はありませんが、参考までに記載しました。

麻黄附子細辛湯はどういう状態になっているかというと、外の陽気が身体の内に入れなかった時の熱であり、中にある熱が外に、出て行こうとする時の熱でもあります。